会場満席の参加者で大盛況!!
![渡辺孝代表幹事](https://tokankai.com/wp/wp-content/uploads/2014/05/c6cebf6414ee43e64b252c8d59102beb.jpg)
来賓としては、厚労省肝炎対策推進室長の井上肇氏、日本肝臓学会理事の高山忠利日大医学部教授が挨拶されました。政党代表として、自由民主党、民主党、日本維新の会、公明党、みんなの党、共産党、社会民主党の7党から参加され、今後の各党の肝炎対策についてお話しをいただきました。薬害肝炎訴訟原告、B型肝炎訴訟原告の連帯の挨拶をいただいた後、第1部の最後に渡辺代表幹事の音頭で世界肝炎アライアンスが提唱する「三猿パフォーマンス」(肝炎患者に対する偏見、差別は見ない、聞かない、言わない)を会場の全員で元気に行い、昨年に引き続き全世界で同時に行ったギネス記録に挑戦しました。
第2部は、国立病院長崎医療センターの八橋弘先生が「B型、C型肝炎、これからの治療と病気との付き合い方」というテーマでわかりやすくお話しされ、後半で厚労省の研究班で実施した「肝炎患者へのアンケート調査」の中間結果を紹介してくださいました。
全国B肝炎訴訟弁護団連絡会代表の佐藤哲之先生は、「まだ肝炎問題は終わっていない、B型肝炎訴訟から見えるもの」と題して講演され、B型肝炎訴訟の経過と現状を話され、40万人以上と言われる被害者の内、提訴できたのはまだ1万人足らずであり、さらに訴訟も出来ないC型、B型のすべての患者を含め、患者救済の闘いはこれからであることを述べました。
大会は予定通り午後4時半に閉会し、引き続き肝炎問題に取り組んで行こうと確認して集会を終わりました。
(理事長 赤塚)