東京肝臓友の会では、肝臓病に関する医療講演会や、患者同士の交流会などを開催しています。
医療講演会について
東京肝臓友の会と12の地域患者会で年間10回以上の医療講演会を開催しています。主に、著名な肝臓専門医に、治療の現状やこれからの新しい治療、薬剤についてお話しいただいています。
ここ数年、肝炎治療、薬剤の進歩が著しく、毎年新薬が保険適用になっています。とくにC型肝炎治療は、数年前まで患者の半数程度にしか効果がなかったインターフェロン治療が大きくし発展し、8割以上が完治(ウイルス排除)できる時代になってきました。今後は副作用のあるインターフェロン治療だけでなく、インターフェロンが使えない高齢者や合併症を持つ方でも対象となる経口薬も登場します。
このように私たち肝炎患者を取り巻く治療環境は大きく変化しており、患者自身がそれを知り理解しておくことが非常に重要だと考えています。
患者交流会について
東京肝臓友の会の12の地域患者会と4つの部会により、同じ疾患をもつ患者同士の情報交換や交流を目的として、年間数10回の交流会を実施しています。
B型、C型肝炎、自己免疫性肝疾患ともに年齢の高い方から20代~30代の比較的若い方もおられそれぞれの世代特有の悩みや疑問をそれぞれの世代や病態に応じて解消していただいているようです。
また、インターフェロンなど厳しい治療については、治療経験者でなければわからない思いを参加したみなさんで共有していただいています。
講演会や交流会のお知らせ
医療講演会や交流会のお知らせは、「「お知らせ&トピック - 行事案内」をご覧ください