原発性胆汁性胆管炎(PBC)の方へ治験のご案内

原発性胆汁性胆管炎(PBC)の方へ治験のご案内

<治験の概要>
この治験の目的は、原発性胆汁性胆管炎(PBC)患者さんにおいて、PBC治療の候補となる薬がPBCの悪化を遅らせて症状を改善するか、また安全かを、プラセボ(偽薬)と比較し調べることです。
この治験で使用するPBC治療の候補となる薬(被験薬)は、日本国内で高脂血症の治療薬として既に発売されています。
プラセボとは、見た目は被験薬と同じですが、有効成分が含まれていないものです。

<スケジュール>
治験の参加期間は最長で約1年6ヵ月です。治験期間中、実施医療機関に約10回来院し検査や評価を受けます。

<参加条件>
治験にご参加していただくには、以下の基準すべてを満たす必要があります。
・18歳以上の方
・原発性胆汁性胆管炎(PBC)と診断された方
・アルカリホスファターゼ(ALP)が高い方
・ウルソデオキシコール酸を服⽤している、または副作⽤のために服⽤できない方
 ※他にも基準があり、診察や検査結果によってご参加いただけない場合もございます。

<参加までの流れ>
以下のURLまたはQRコードから治験サイトにアクセスし、お近くの実施医療機関へお問い合わせください。
URL: https://medical.kowa.co.jp/dtc/pdf/pbc_p2.pdf

<負担軽減費>
診察料や交通費などを一時的にご負担いただくことがございますが、来院回数等に応じて、一定の費用をお支払いいたします。医療機関によって金額が変動するため、詳細は各医療機関へお問い合わせください。

※治験への参加は、ご協力いただける患者さんの意思が一番に尊重されます。
ご紹介している治験について、東京肝臓友の会は治験への参加をお勧めしているわけではありません。