事務局長の米澤が参加している厚生労働省研究班の資料になります。

「肝炎ウイルス感染者の差別偏見による被害防止の効果的な手法の確立に関する研究」

座談会 「肝炎患者のおかれた状況を考える」

はじめに

  厚生労働省の研究班として「肝炎ウイルス感染者の偏見や差別による被害防止への効果的な手法の確立に関する研究班」が3年前に立ち上がりました。この座談会集は、研究班が行ってきた活動内容と、実際に肝炎患者さんが悩み、困っておられる事例を取り上げて紹介しています。事例に関しては、肝炎患者さんが今後どのように考え、どのように対処したらよいのかを研究班員の中で議論し、その解決の糸口についても紹介しています。

  現在、B型肝炎もC型肝炎も病気そのものの治療法は、以前と比較すると大きく進歩しました。しかしながら肝炎患者さんの中には、心の悩みや心の病が、以前と変わらない状況にある方がおられ、一人で悩んでおられる人も少なくないと考えています。

  この座談会集の内容が、さまざまな方々の心の支えとなり、問題の解決につながること、そして社会において肝炎患者さんのおかれた状況が少しでもよい方向に向かうことを心より願っています。

「肝炎ウイルス感染者の差別偏見による被害防止の効果的な手法の確立に関する研究」班
主任研究者
八橋 弘

(抜粋版)

 

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