肝炎医療コーディネータ活動について

 
1. 肝炎医療コーディネーターとは
  肝炎に関する専門知識を持ち、患者やその家族を支援する役割を担う医療従事者のことです。肝炎は、ウイルス感染やその他の要因で引き起こされる肝臓の炎症で、慢性化すると肝硬変や肝がんなど深刻な病気に進展することがあります。肝炎医療コーディネーターは、患者に対して病状や治療法についての説明を行い、治療の選択肢や生活習慣の改善をサポートします。
  また、医療機関と患者をつなぎ、適切な治療を受けられるように調整を行います。さらに、肝炎に関する予防策や定期的な検査の重要性を啓発する役割も果たします。肝炎医療コーディネーターは、ウイルス検査を促進し、陽性者を肝炎治療にスムーズに進めるための重要な存在です。

肝炎医療コーディネータについて

(第31回肝炎対策推進協議会「患者肝炎コーディネーターついて」より引用)

2. 東京肝臓友の会では
  スタッフが都道府県の肝炎医療コーディネーターの資格を持ち、電話相談(火・木・金10:00~16:00)や交流会、相談会開催などのほか、医療機関などでも対面の相談活動を実施しています。また、患者による肝炎コーディネーター(患肝Coかんかんこ)が集まって啓発イベントなども行っています。

<東京肝臓友の会事務局長、米澤の活動記録>
・7月某日 羽田始発の飛行機で9:20に佐賀空港到着しました。
写真:空港その1

 
・佐賀県小城市の江口病院で毎月第3水曜日にピアサポート外来を担当しています。
写真:江崎病院

 
・予約外来で1日3名の患者さんが来られ、肝臓病のこと、日常生活のこと、家族のことなどお悩み事のほか様々なお話をしています。
写真:相談風景

 
・外来後は佐賀ロコメディカル総合研究所の矢田さんと「かんかんこ(患者肝炎コーディネーター)」のホームページについて佐賀空港で打ち合わせをして18:50の最終便で帰京しました。
写真:空港その2

 
参考
肝Coと仲間たち|一般の皆様と医療関係者向け情報サイトです
https://kan-co.net/index.html